製作事例:ベアリング外径のR+テーパー形状に追加工
- taguchi177
- 9月11日
- 読了時間: 2分

小径玉軸受や深溝玉軸受の外輪にR加工やR+テーパー加工をすることがあります。
写真は〔6205ZZP5〕を左からR15で頂点を左から4mmにして16°のテーパーに繋げる加工をしています。
専用の治具を製作して、研削加工で加工します。
弊社ではR50で頂点の位置を指定される加工を多くおこなっております。
R+テーパー追加工を行う目的とメリット
このようなR+テーパー形状への追加工は、組付け性の向上や相手部品との干渉回避、荷重分散を目的として採用されるケースが多くあります。 特に専用設計の機械や装置では、標準ベアリングのままでは対応できないため、追加工が有効な手段となります。
対応可能な寸法範囲と加工条件
R寸法やテーパー角度はお客様のご要望に応じて自由に指定いただけます。 弊社では小径から中径サイズまで対応可能で、数量は少量からでも承っております。
精度を維持するための加工方法
加工後も回転精度や寿命に影響が出ないよう、専用治具を用いた研削仕上げを行っております。 精度を保ちながら追加工を実現できるのが弊社の強みです。
特殊形状ベアリング加工のご相談について
標準品では対応できない特殊な外径形状をご検討中の方は、ぜひ一度ご相談ください。用途に合わせた最適な加工方法をご提案いたします。




